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2013年2月5日火曜日

経営目線のお話_「ストーリーとしての競争戦略」経営学者も大変だ

最近、面白い本を読んだので案内しよう。

「ストーリーとしての競争戦略」 楠木建著

これは、スターバックスやガリバー、アマゾン等の企業を通して、戦略がいかに利益を上げたかが書かれており、それは童話やプロジェクトXを見るような、聞いていて面白いと思えるストーリーのような経営戦略があるといった内容の本だ。
学校の授業を受けているような気分になったのと同時に、経営用語がいくつか出てくるのでちんぷんかんぷんな所は流し読みだが面白いと思った。

何が面白いかというと経営学者は経営してないから、机上だという事で扱いが悪いようだ。

個人商店であれ、一国一城の主の意見の方が重みがある。確かにそうだ。

また、8割ぐらいの企業が行うのは精神論で頑張ればなんとかなるといった事らしい。実際に効果はあるため、戦国武将の戦いでいう士気みたいなもんだろう。(^_^;)

確かに三國無双や戦国無双、ガンダム無双、ワンピース無双でも気合いが溜まればあり得ない必殺技でバタバタ爽快に敵をやっつける。
まさに「あちょ〜」だ(‾o‾)
精神力というタフさもなければ働けない。

そんなもんだから残りの1、2割の世界の中で、経営を考えるそうだ。実に大変だ。

が、ここを考え手法なりを導くのに意義があるという事だそうだ。経営学者は大変だ。経営してないから、ある角度で分析して、有意性を探すのだから

そこまで話しておいて、本題の本は出てくる企業が戦略通りに利益を出せたという例が出るのかというとそんな事例は少ない。

あくまで、型破りなやり型が多く常識を覆したケースだ。時には危ない経営状態の時もあったということだから、同じように行って潰れた会社もあるだろう。業界の風潮やニーズは変わる。

つまり、革新なわけだ。それが時代を動かし、他の企業と差別化したのだから。
差別化プラス、利益を循環させる有効なやり方を見つける事が経営をもたせる事には繋がる。何年もつかは分からない。しかし、数年、数十年にしろ、利益を優先的に得る流れは戦略であり、ストーリーであるそうだ。

精神論もあるが後付けしたとしても片隅に経営戦略を持っていたということらしい。

仕事でもなんでも利益を上げる事は悪い事ではない。
ただ、やり方は正しく認められるやり方で利益を上げるシステム作りが必要。

これは企業の経営戦略だが、個人が長く働けるような個人戦略もやはり必要だ。小さな個人から会社は始まる。

一番身近で言えば、家計も小さな会社といえよう。家族でいかに利益を確保するか。利益還元で旅行や豪華な食事に行きたい所だ。

是非一読頂きたい。

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